子宮体癌、ステージ別の症状-1a~4bステージ症状・生存率まとめ

子宮体癌 ステージ

癌には症状の進行具合により、ステージ分けをしています。これは、症状によってどのような治療を行うかを決める為の分類です。子宮体癌の場合、手術を行うか、子宮を温存するかでステージの定義が変わります。

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子宮がんのQ&A

Q:子宮癌になると、子宮を摘出した方が良いのでしょうか。

A:癌はリンパに乗って転移します。患部を摘出しても、再発する恐れがあります。

Q:健診を行った結果、子宮体癌の疑いがクラス2と診断されました。子宮体癌でしょうか?

A:健診で行われるのは細胞診ですが、ここでいうステージとクラスは別のものです。クラス2であれば、正常の範囲内ですが疑わしい細胞があるので、婦人科で定期健診をお勧めします。

子宮体癌 ステージ 症状 | 1a~4b

子宮体癌のステージの詳細は、以下の通りです。

子宮体癌のステージ1期

・・・5年以内の生存率約90%

【1a】癌が発症し、子宮内膜に留まっています。外科手術にて子宮を取り出すことも可能ですが、子宮を温存して妊娠、出産が可能です。

【1b】癌が子宮筋層の1/2まで進行し、子宮全摘出手術が選択肢としてあがります。この時期の摘出手術は、排尿、排便障害の合併症のリスクが少なく済みます。また、摘出手術も、開腹して行う腹式と膣から取り出す膣式があります。膣式の場合は、傷跡が小さく、回復も早めです。

【1c】癌が子宮筋層の1/2を超えた状態です。子宮全摘出と再発のリスクを抑える為、膣の一部を切除します。


子宮体癌のステージ2期

・・・5年以内の生存率約70%

【2a】癌が子宮内の粘膜に広がっている状態です。子宮、膣、卵巣、卵管を摘出します。

【2b】癌が子宮内の粘膜または近隣の組織に広がっている状態です。子宮と周辺組織、リンパ節を切除します。

リンパ節を切除する場合は、骨盤内のリンパ節も同時に摘出します。主に内視鏡手術でおこない、体への負担も少なく済みます。

しかし、膀胱や直腸の神経を傷付けるリスクもあり、排尿、排便障害の合併症のリスクが高くなります。


子宮体癌のステージ3期

・・5年以内の生存率約50%

【3a】癌が子宮外側、骨盤の腹膜または卵巣に転移している状態です。摘出手術の他、抗がん剤などの化学療法を行います。この頃から腹水の症状があらわれます。

腹水はリンパまたは血管から漏れる水分が腹腔内に溜まった状態で、圧迫感、倦怠感といった症状が現れます。しかし、腹腔ないに水が溜まることより、これにより腹腔内に転移のリスクが高くなるという事が重要です。

【3b】癌が膣壁に転移している状態です。子宮、周辺組織、リンパ節を切除し、化学療法を行います。この時に行われる化学療法は、手術で切除しきれない癌や転移している癌に対して行われます。

【3c】癌が骨盤内または大動脈周辺のリンパに転移している状態です。子宮、周辺組織、リンパ節を切除し、化学療法を行います。

進行状況によっては放射能療法を行います。放射能治療とは、高エネルギーの放射能をあて、癌細胞を小さくする方法です。

放射能治療は、癌組織と密着している周辺組織に照射しますが、やけどのような傷が肌にあらわれます。

子宮体癌のステージ4期

・・5年以内の生存率約20%

【4a】癌が膀胱または腸の粘膜に広がっている状態です。化学療法、放射能治療を行うとともに子宮、周辺組織、リンパ節を切除しますが、これは組織の出血を止め、抗がん剤の効果を高める為です。

放射能治療を行うと、髪が抜けるというイメージがありますが、これは並行して行う化学療法によるものです。

【4b】癌が骨盤を越え、腹腔内に転移している状態です。4aと同じく、至急と周辺組織を切除し、化学療法と放射能治療を行います。

子宮体癌は、初期であれば妊娠、出産は可能です

子宮体がんは40代~50代の女性に多く見られる病気です。しかし、近年では30代の女性にも見られます。医療技術が進歩するとともに、女性の社会進出、晩婚化の傾向にあります。その為、30代後半の初産は珍しいものではなくなりました。もし、30代で子宮体癌が発見できた場合、今後の出産は難しくなるのでしょうか。

子宮体癌は、手術、化学療法を行わない方法があります。子宮体癌は女性ホルモンの影響を受けていると考えられている為、ホルモンバランスをコントロールして、癌の進行を抑えるというものです。

ただし、治療可能なのは、癌の進行が1aまでとなっています。また、再発症率、安全面でいえば、子宮摘出の方が優れている為、ホルモン療法を行っても効果が得られない可能性もあります。

ステージ別の分類でわかる様に、ステージが初段階であればあるほど、日常生活を問題なく送ることが可能です。ただし、ステージ3以降になると、生存率も低くなり、辛い副作用が現れるようになります。

特に子宮体癌は自覚症状がなく、月経不順または不正出血が現れやすい40代~50代が発症しやすくなっています。その為、発見が遅くなり病院を受診する頃にはステージが進行していたということも。

早期発見の為、定期的な婦人科検診を受けるようにしましょう。また、たとえ子宮体癌が発症していても、上手に共存する方法もあります。

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