乳がんのステージ分類と治療!乳がんステージ0・1・2・3・4

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乳がんステージは分類されています。乳がんステージは、ステージ0ステージ1ステージ2ステージ3ステージ4と数字が大きくなるほど症状も重くなっていきます。ステージが進むと乳がん治療も難しくなり、生存率も低くなっていきます。

しかし、乳がんは早い段階で発見することができれば、治癒率の高い病気ではありますが、やはり病状(ステージ)が進行すれば命に関わる恐ろしい病気です。乳房にできる癌(がん)である乳がん治療には早期発見、早期治療が欠かせません。

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乳がんの検診とは

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乳がんは40代女性、50代女性に多い癌(がん)ですが、早ければ20代でも乳がんになる可能性があります。乳がんは早期発見のために定期的な検査が大事になってきますが、この乳がん検診は市町村から配布されるクーポンによって無料で受けることもできる検査です。

乳がん検診の検査内容

主な方法としては視触診、エコー検査やマンモグラフィー検査といった画像診断があります。こうした検査で異常が見つかった場合に、細胞診など他の検査方法でより詳しく病状を調べます。また、検査で分かったがんの広がりや状態、転移の有無などによってⅠ~Ⅳのステージに分類されます。

乳がん検診の結果

住民検診であれば1ヶ月程度経った頃に郵送で結果が送付されるのが一般的です。万が一異常が見つかった場合には早めに専門の医療機関でより詳しい検査を受けることが必要です。

乳がんのステージ分類 1、2、3、4

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乳がんのステージは1~4に分けられます。よく細胞診の結果のクラス分類(カテゴリー)と混同されますが、クラス1~4というのは以下のとおりです。

  • 1:良性
  • 2:正常あるいは良性
  • 3:鑑別困難
  • 4:悪性の疑い
  • 5:悪性

これらは乳がんであるか否かを示すためのものです。このクラスわけは乳がんの進行とは全く別のものです。

乳がんの進行を表すステージについては次のとおりです。

  • Tis期 非浸潤がん
  • ステージ0期 視診や触診、画像診断で病変部を確認できない乳がん
  • ステージ1期 しこりの大きさ2㎝以下で、リンパ節やほかの臓器に転移がないと思われる状態
  • ステージ2期 しこりの大きさ2~5㎝まで、脇の下のリンパ節への転移がないか、個数がすくなく、遠隔転移がない
  • ステージ3a期 しこりの大きさ5㎝以上、脇の下のリンパ節に転移があるもの、5㎝以下でも、転移した脇の下のリンパ節がかたまりになっている癌で、遠隔転移がない
  • ステージ3b期 しこりの大きさに関係なく、しこりが胸壁に固定しているか、皮膚上に現れ、ただれ、むくみがある状態、胸骨のわきのリンパ説に、転移がある状態で、遠隔転移がない
  • ステージ4期 しこりの大きさに関係なく、遠隔臓器に転移している状態。

以上のようにステージ0期1期2期3期4期に大きく分類されています。

乳がん ステージ0

乳がんのステージ0は「視診や触診、画像診断で病変部を確認できない乳がんで、リンパ節転移や遠隔転移もない癌」とされています。この状態で発見された場合、微細石灰化の範囲が一部に限定されているのであれば乳房を温存しての治療が可能です。

乳がん ステージ1

乳がんのステージ1は「しこりの大きさ2㎝以下で、リンパ節やほかの臓器に転移がないと思われる状態」をいいます。この状態で発見された乳がんは乳房を温存するという選択も可能です。この場合乳房温存手術を行ったあと、腋窩リンパ節を切除し検査を行い、その結果によって放射線治療を行うという方法があります。もしくは、非定型乳房切除手術を行い、腋窩リンパ節を検査のために切除するという方法が一般的です。

乳がん ステージ2

乳がんのステージ2は「しこりの大きさ2~5㎝まで、脇の下のリンパ節への転移がないか、個数がすくなく、遠隔転移がない」という状態です。この段階になってくると、乳房の温存するためにはある程度条件がついてきます。しこりの大きい場合でも化学療法など術前の補助療法を行い、しこりが小さくなるようであれば乳房を温存することも可能です。がん細胞が胸筋にまで至っている場合には定型乳房切除手術を行うことになります。

乳がん ステージ3

乳がんのステージ3はa期とb期に分けられます。リンパへの転移はあるものの、遠隔転移のない状態です。I期からⅢa期までは、手術で切除された乳がん組織の大きさ、ホルモン受容体の有無や、転移の状況、閉経の有無などを検討して、術後補助療法として化学療法、ホルモン療法が行われます。病気の元となっている病巣を手術するときに、切除したわきの下のリンパ節を顕微鏡で調べ、転移したリンパ節がいくつあるかによっても、手術後の補助療法の方針は変わってきますし、あわせて再発の可能性を予測することが一般的です。3b期になると、がんがかなり進行している状態ですので、手術や放射線治療の前に抗がん剤など全身治療を行うことが一般的です。

乳がん ステージ4

遠隔臓器にがんが転移している状態の乳がんのステージ4は、原発病巣である乳房のがんの治療とともに、転移した病巣の生検を行い、体全体のがんの治療が昼用となります。治療法としては、化学療法、ホルモン療法、放射線療法が治療の中心です。1期までの早期の段階で発見できれば、10年後生存率が90%を超える乳がんですが、進行するに従ってその生存率はどんどん下がっていきます。

他の臓器と違い、自己検診でも見つけやすいがんだけに、日々の意識と定期的な検診が命を分けるといっても過言ではありません。特に気になる症状がなかったとしても、住民検診などを利用し、定期的に検診をうけることが大切です。

乳がんステージと10年後の生存率(余命)

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がんの告知というと「余命・・・年です。」と宣告されてしまうようなイメージがありますが、実際乳がんと診断された人の10年後の生存率はどの程度なのでしょうか?

ステージ1で89.1%、ステージ3bになると52%という調査結果が出ています。この結果をみると、転移が始まる前の段階で(ステージ2以前)の段階で見つかれば、ほとんどの人が回復しているということがわかります。

乳がんの治療

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乳がんの治療と予後

乳がんの治療としては手術、抗がん剤などの化学療法があります。最近では初期の乳がんであれば乳房を温存することもできるようになりました。ある程度しこりが大きくなっていても、手術前に化学療法を行うことで、しこりが小さくなるようであれば乳房を温存することもできます。治療方針については医師とよく相談し、納得のいく治療方法を選択しましょう。早い段階での治療であっても、リンパ節などの細胞を取り、検査することが一般的です。検査を行っておくことで再発の可能性を予測することもできます。乳がんは早期発見できれば比較的予後の良好ながんと言えます。

乳がんの治療と抗がん剤

乳がんの治療は手術を行うことが主流です。しかし、がんが進行し、転移してしまっているような場合には手術の前に抗がん剤などを使った全身の治療が優先されることがあります。また、ある程度しこりが大きくなった状態であっても乳房を温存したい場合などに、補助的に抗がん剤治療を行うこともあります。

乳がんの治療では早期発見がまず第一といえます。早い段階でみつかればいろいろな治療方法の中から自分の希望する治療方法を選ぶこともできますし、予後もよいということです。

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