生理でもないのに不正出血の症状がみられるということで悩んでいる女性は多いはずです。
不正出血が鮮血、不正出血が茶色など、出血の色も気になるところですが、まずは不正出血そのものが病気の可能性があることを認識してください。
不正出血とは
不正出血は、ストレスや疲労などによりホルモンバランスの乱れが原因で起こるものと子宮内で炎症あるいは癌(がん)などの病気を併発して起こる出血のことを言います。
その量もほんの少しつく程度の少量のものから血の塊を伴った大量ももの、色も鮮血、少しだけ茶色くおりものに混じっている程度のものなど個人差や症状によって違ってきます。
生理以外に少量の鮮血の不正出血が見られるのは
まず、生理少し前~生理前1週間あたりに見られる鮮血の場合は、ほとんど女性ホルモンのバランスが乱れが原因です。
この女性ホルモンのバランスが崩れやすくなる原因として考えられているのは、ストレスや疲労、睡眠不足などがあります。
また、環境の変化によってもバランスを崩しやすくなり、不正出血しやすくなります。
また、排卵時期に少量の出血があるのは基本的に正常です。排卵期は女性ホルモンのエストロゲンが低下し、出血する場合があるからです。
ただ、この時、最初は鮮血だったのに茶色に変化することもあります。鮮血の不正出血は、だいたい1日から2日ぐらいで終わるのが一般的です。