吐き気の原因は様々ですが、吐き気がひどい時は吐き気止めの薬を求めてしまいます。吐き気の原因がわからない場合、病院で処方される薬が良いでしょう。しかし、市販薬の吐き気止めの薬で症状を緩和できるケースもゼロではありません。こちらでは頭痛・胃の痛み・胃もたれといった吐き気に伴う症状と、お薬の選び方をまとめています。さらに、子供の吐き気についても触れていますので、ぜひ参考にどうぞ。吐き気が続くと体力を消耗し、胃もおかしくなってきます。合った薬があれば早目に抑えてしまうと楽です。
吐き気の疑問
✔ 吐き気はすぐに抑えてしまうのがいちばんですか?
⇒ 吐気は胃腸内にある異物を排出しようとして生じる反射的なものです。毒物などを誤って飲んでしまった時に体が異変を感じて吐き気を催します。ですから、何か胃の中に異物が入っている場合はそれを体外に出すことが最も重要となります。
✔ 決まってある状況になると吐き気が襲うのはどうしたらいいですか?
⇒ 決まってその状況になると吐き気が襲ってくる、というのがどういうシチュエーションなのかにもよりますが、何か普通のものを食べて吐き気がするなら胃腸が過敏になっているのかもしれず、何か匂いを嗅いで吐き気がするのは有毒ガスなのかもしれず、また誰か特定の人物に会うと吐き気がするのは不安障害やパニック障害かもしれません。
✔ 精神科に通い始めたら吐気がするようになったのはどうしてですか?
⇒ 精神科で何か薬を処方されているのかわかりませんが、セロトニンに影響を与える薬の中には吐き気を催すものがあります。抗うつ薬として用いられていますので、それが影響しているのでしょう。
吐き気に効く市販薬は?
吐き気に効く薬は市販ではない
吐き気は急にやってくることも多々あります。そんな時、すぐに病院に駆け込めるシーンばかりでしょうか?おそらく、薬局やコンビニなど、市販の吐き気止めを頼りたくなるはずです。しかし、吐き気に効く市販の薬はなかなかありません。医師の処方がないともらえない処方薬のほうが効き目がいいのです。とはいえ、乗り物酔いの市販薬でもそれなりの効果は期待できる場合もあるようです。ただし、ひどい吐き気は即医療機関を受診するのがいいでしょう。
痛みの症状 + 吐き気に効く薬は?
頭痛と吐き気に効く薬は?
頭痛に吐き気が加わって我慢しきれないぐらいになったら、薬を探すよりまずは病院で治療するのが先決です。頭痛と吐き気という組み合わせは、脳内の病気を連想させて恐いです。脳腫瘍や脳血栓、脳梗塞といった脳の血管系の疾患は、時にまったなしの状況となりえます。
胃の痛みと吐き気
胃の痛みと吐き気と合わせて迫ってくるなら、胃腸系の病気が可能性として考えられるでしょう。薬を飲むとおさまることもありますが、逆に強い薬で胃を痛めてしまう危険もあり、薬の処方はいつも紙一重です。その場の痛みやクルシミをおさえることと、原因を治療することのバランスがとても大切でしょう。
胃もたれと吐き気
胃もたれや吐き気がするなら、食べ過ぎ飲み過ぎでないのですか、と問いかけたくなります。忘年会や新年会シーズンなら特に営業職の人は避けて通れないのがこの問題です。事前に対策として胃薬を飲んでおくのもいいかもしれません。
子供の吐き気に薬ってどう?
子供が吐き気がして仕方がないなら、医者で薬を出してもらいましょう。子供は体重が軽いために大人の薬の量より少なめとなります。大人用の薬が余っているとしても子供にむやみに与えない方が賢明です。
食あたりの吐き気に薬ってどう?
食あたりをすれば吐き気がするのは仕方がありません。軽い食あたりであれば整腸薬を飲んでおけばなんとかなりそうですが、集団食中毒のような重い症状があれば即入院となるでしょう。